ABOUT

コーポレートメッセージ よりそう、めがね

谷口眼鏡は、1957 年に創業しました。
鯖江の中心地から東へ約10km。日本の原風景に近い景色が広がる河和田地区で、眼鏡枠の企画製造を行っています。
社員数は十数名。若いスタッフ、谷口眼鏡を目指して県外から移住してきたスタッフも多くいるのが特徴です。昔ながらの丁寧さと若い発想をバランスよく組み合わせ、幅広い世代の職人が日々、日本らしいものづくりを行っている。それが谷口眼鏡です。

2017年よりコーポレートメッセージ『よりそう、めがね』を掲げ活動しています。
人の暮らしと共にある、めがね。私たち鯖江の「作り手」、めがねを販売する「伝え手」、そして暮らしの中で掛けてくれる「使い手」。立場は違いますが、より良いめがねを思う気持ちは同じだと思います。

掛けてくれる使い手のことを思い浮かべながら作るめがね。
長年、培ってきためがねづくりの経験と知識を活かすと同時に今を生きる作り手の新しい発想。そして、伝え手と使い手の皆さんによりそうことでめがねの新しい価値を共創していきたい。
手をとり、声をかけることの出来るほどの距離感を大切にしながら、
“めがね”にも“ひと”にもよりそい続けるめがねづくりを続けます。

ABOUT TANIGUCHI OPTICAL 01

私たちの考える高品質

「ズレない」「しめつけない」を実現する、
重心のバランスと摩擦、フレームのしなやかさ

重心バランス


めがねはレンズが装着されていることからフロント部が重くなり、鼻部への圧力が大きくなって前方にずり下がろうとします。そこでフロント部を出来るだけ軽く、その分テンプル側を重くすることで重心を耳側に移動させ、前にずり下がる力を軽減して、より快適に装用できるよう後方重心設計になっています。

摩擦


ずり落ちにくく快適な掛け心地をキープするには肌とフレームで起こる「摩擦」も重要です。
フレームが肌と触れている面積が広いほど摩擦の力が生まれるので、フレームが前に落ちにくくなる。後方重心だけではなく、摩擦の力が加わることで顔にフィットして長時間掛けていても疲れにくいめがねになります。

しなやかさ


フレームに使われる『セルロースアセテート』は綿花やパルプなどの原料から作られる植物由来のプラスチックです。適度な弾力性があり、60度ほどの温度で温めると手で曲げることができるぐらい軟らかくなります。この性質を活かし掛ける人のお顔に合わせた加熱調整/フィッティングが可能。さらに、バネを効かせたい部分は生地を大胆に薄くし。そのキワには逆にボリュームを持たせることで、バネ性を最大限に発揮させる。最高のフィット感を提供、しかもそれが長く続くように思いを込めた工夫です。
「ズレない」「しめつけない」を実現する、<br />
重心のバランスと摩擦、フレームのしなやかさ

鯖江で培われた、職人の繊細な手仕事

丁寧な手仕事、体温の伝わるめがねづくり。それは、谷口眼鏡の原点。創業以来、ずっと守り続けてきたことです。この原点が変わらずあるからこそ、時代に合った工夫を、その上に積み重ねていくことができるのです。そしてもちろん、これからも。手と心を感じる会社であり続けます。

ABOUT TANIGUCHI OPTICAL 02

掛ける人を守る<br />
高い安全性を目指した設計

フレームが程よく壊れることで衝撃を緩和。
目や顔、レンズが傷つくことを防ぎます。

眼鏡は視力矯正器具であり、ファッションアイテムです。長時間使うものだからこそ掛け心地の良さだけでなく、いざという時には掛ける人を守らないといけないと私たちは考えています。守るべきは、目>顔>レンズ>フレームの順番。例えば、ぶつけてしまってもフレームが曲がりほどよく壊れることで衝撃を逃し目や顔、レンズを守る役割を果たす。
細部の作りまで気を配ることで安全・安心に使える、そして壊れても修理して使い続けることができる眼鏡が生まれます。

ABOUT TANIGUCHI OPTICAL 03

お手入れをしながら<br />
永く使える眼鏡

めがねづくりと大切なものを永く使う文化

皆さんの身の回りにはお手入れしながら永く使えるものがいくつありますか?使い心地が良いものほど一つのモノを永く使うと思う。でも、使う頻度が多いからこそ壊れてしまうことも。私たち谷口眼鏡が作るフレームは一つずつの工程を職人が五感を研ぎ澄ませながら、仕上げます。もし、壊れてしまっても職人の手で作られたフレームは、作った職人の手によって直すことができる。これは私たちが眼鏡工場だからこそできるご提案です。
手作業ですので大量生産は出来ませんが、お使いの大切なフレームのお手入れや修理はおまかせください。

ABOUT TANIGUCHI OPTICAL 04

谷口眼鏡の人たち
谷口眼鏡を語る時、「職人」や「作り手」という言葉は欠かせません。ただし、谷口眼鏡の職人たちは、一般にイメージするより若いのです。歴史を大切にする気持ちと、新しい時代を切り拓こうという思い。その両方を備えた人たちが、使う方の顔を思い浮かべながら、ものづくりをしています。

ABOUT TANIGUCHI OPTICAL 05

ものづくりが根付く地域で<br />
暮らすということ

めがねの聖地 鯖江

谷口眼鏡があるのは、福井県鯖江市。ものづくりに長い歴史を持ち、地域全体にものづくりの気運がみなぎる、いわば聖地といえるところです。その歴史を未来につないでいきたい、気運をさらに高めたい。こうした思いを自然と持つことができる環境。これも谷口眼鏡の特徴のひとつです。

地域との協働

作り手と使い手と、両者を取り巻く地域と…ものを介して幸福な関係作りを進めていく。
それが、ものづくりの本質だという思いがあります。だから谷口眼鏡は、鯖江市河和田地域の活性化にも積極的に取り組んでいます。人に、地域に、暮らしに、よりそう存在でありたいのです。
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